学校における健康相談について

 

京都市立学校では今回通常の学校健診や心臓検診が9月まで延期された状態ですので、教育委員会とも協議し、児童・生徒の健康状態については学校から依頼されれば健康相談という形で受けることにしています。

 

従って聴診器を使用する診察は必要ありません。児童・生徒との距離を保ち、相談室の環境に留意して、感染防止対策をお願いします。中学・高校では部活動に際し、依頼があると思われます。

 

健康相談は実施していただき、精査必要な生徒は、かかりつけ医、専門医の判断を仰ぐよう指示します。小学校2~6年、中学・高校の2・3年はこれまでの経過がわかっていますが、新1年生には慎重に対処する必要があります。

 

小学校は就学健診、中学は小学校、高校は中学校からの情報は大事で、養護教諭と連携お願いいたします。

 

京都市学校医会 会長 杉本英造