新型コロナウイルス抗原簡易キットを児童生徒が使用する際の留意事項

 

文部科学省初等中等教育局・厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部からの連絡文を掲載します。

 

発熱等の風邪の症状がある場合には、登校せずに自宅で休養することを徹底しております。また、登校後に体調の変調を来した場合は、保護者に連絡の上、すみやかに帰宅させ、医療機関を受診するよう促すことを原則としております。その上で、キットの使用にあたっては保護者と十分な連絡を取り、本人及び保護者の同意を得て、すぐに帰宅することが困難な場合や地域の実情により直ちには医療機関を受診できない場合に限るなど、補完的な対応として、小学校4年生以上の児童生徒を対象としていることに御留意ください。発熱等の風邪の症状がある児童生徒がキットを使用して検査を受けるために登校をするようなことが無いよう、徹底をお願いします。

 

検査の実施、結果対応等、フローチャート図は添付資料(最下部)を参照ください。

 

抗原簡易キット使用法につき日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・ 日本臨床耳鼻咽喉科医会の学校保健委員会から注意喚起がありました。採取は鼻咽腔(鼻咽頭)でなく必ず鼻腔検体からで、鼻から綿棒を 2cm 程度挿入し、5 回転させ、挿入した部位で 5 秒程度静置し、湿らせる(自己採取により実施)との「説明文」と「説明図」が載っていますが、綿棒は鼻孔の方向で鼻腔底に沿って水平に挿入すること、挿入方向を誤るとくしゃみ発作や痛みを誘発し、より激しい飛沫が生じる可能性があることについて、周知していただきたいとのことです。

 

■【更新版】児童生徒が使用する際の留意事項[PDFファイル]